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木に咲く花の文様メインイメージ

つばき 椿 camellia ―ご縁を結ぶ花

IMG_6670_R.JPG ◎樹種:ツバキ(ツバキ科)常緑高木
◎学名:Camellia japonica
◎シンボル:縁結び、不老不死、邪気祓い

ツバキを身にまとうことは邪気邪念から身を守ること。そして、生涯をともにする伴侶を導く木。夫婦の絆を強くしてくれる花。出雲、八重垣(やえがき)神社の「玉椿」、2本の幹が1本に融合する連理の「夫婦椿」......日本には神秘的な姿をした、縁結びのツバキが数多くあります。
シャネルの白いツバキ、カメリア。デュマの小説『椿姫』の主人公マルグリットは飾らない、真実の愛を知りました。西欧の女性たちも魅了したツバキですが、わが国の自生の花木。血のしたたるような真っ赤な藪椿を代表として、女心を熱くする色香漂うツバキです。

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白の大島紬に、ツバキ文様の赤い名古屋帯を締めました。